スピニングリール

02 TWIN POWER 8000PG

佐倉リール

中古釣具店で購入。替えスプール付きです。
こちら一度バラして掃除済みのものです。
全てのベアリングがダメになっており、巻き心地もゴロゴロした状態です。
マスターギア(メインギア)の左右のベアリングがボロボロになっており、その為ハンドルがガタガタしています。
ハンドルを回して急に止めるとカチッという音がしていましたが、これはローターに接着されているバランスウェイトが外れていた為でした。
ベアリングは全て取り換えます。
今回ラインローラー以外のベアリングは全てグリス充填しています。
ラインローラーはシムが変形していて効いていないようですので、ベアリングとシムの交換となります。

先ずはスプールから。
右写真のベアリングです。

スプールは完了です。
(この後ドラググリスはACE-0からDG-1に塗りなおしています。)

(左写真)このベアリングと、
(右写真)ここのベアリングと、

(左写真)このベアリングと、
(右写真)このベアリングと、

このベアリングを取り換えます。

接着が外れていたバランスウェイトはこれの事です。
この上にカバーがつきますが、その中でこれが動いてカチッカチッという音を発していました。

ベアリング取り換えました。
組み立てます。

(左写真)右上のビス穴がバカになっており、ビスが効きません。
(右写真)左のビスが元々取り付けられていたものです。
     右のサイズくらいのドリルビスを取り付けてみようと思っています。
     これは鉄なのでステンレス製のものを購入して取り付け予定です。

完成です。
ん〜いい巻き心地・・・と思いきや、
ハンドルノブがガタガタです。今まで他の所が悪過ぎたせいで気がつきませんでした。
ハンドルノブはベアリング取り換えと、シム調整をします。

このベアリングが抜けません・・・
色々やっていたら・・・

(左写真)ベアリングが壊れ、外側だけがベアリングハウジングに残っています。
(右写真)何とか取り外しました。

ベアリングハウジングを綺麗に掃除します。
こちらはひとまずここまで。調整シムが無いので届くまで待ちです。

「SUPER SLOW OSCILLATING SYSTEM」!!
最近話題になっていましたが、2002年にもあったんですね。
22年前か。すごいですね。
トラブル多いのかな?使うのが楽しみです。

ベールが少し下がっているようです。
使ってみてラインに影響ある様なら修理しようと思います。

今回はここまでです。
またシム調整、ドリルビス取り付け等、追記していきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下追記します。

ラインローラーはベアリングとシムを取り換えました。
シムは0.3mmを1枚としました。

ハンドルノブのベアリング新替とシム調整をしました。
結果元々入っていた0.15mm1枚に0.1mmのシム5枚追加!となりました。
どうやらこれは入っていたベアリングのサイズが間違っていたようです。
入っていたベアリングは厚み2mmのものですが、2.5mmが正解のようです。
とりあえずハンドルノブのガタが無くなり巻き心地はかなり良くなりました。
ベアリングはその内に取り換えたいと思います。

5×8×0.1のサイズのシムが樹脂製のものしか見つけられず樹脂製のものを使用しました。
樹脂製のシムはどういうところの使用に向いているんでしょうか。

今回はここまでです。
あとはネジ穴がダメになっているところを何とかしようと思います。とりあえずはこのままでも大丈夫だと思いますので一度使用してみて、また不具合あれば修理・調整等やっていきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・
以下追記します。

ハンドルノブのベアリングを交換しました。
厚み2mmのベアリングと0.1mmシム5枚としていたものを、
厚み2.5mmのベアリングと0.1mmシム1枚としました。
こちらのベアリングもグリス充填仕上げです。

ABOUT ME
佐倉リール
佐倉リール
こんにちは。佐倉リールです。 趣味でリールの分解・整備をしています。 本職は船乗り(機関士)です。リールの整備と船のエンジンの整備、どちらの整備でも「確実に・丁寧に」を心掛けています。 現在は主に中古リールを購入し分解・整備を楽しんでいます。本ブログでは失敗した事なども記録していきますので、リールメンテナンスをご自分でされる方に参考にして頂けたら幸いです。 パソコンに不慣れの為、リールの整備以上にこのブログ作成に手こずっております。
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