04 CALCUTTA CONQUEST 100DC


04 カルカッタコンクエスト 100DC。ヤフオクで購入。
03モデルが200番、04で100番と250番が発売されたようです。
この03モデルで初めてDCブレーキが搭載されました。
そして、今回のこのリールが私にとって初めてのDCブレーキ搭載モデルです。
早くルアーを投げてみたい!・・・ところですが、状態の確認の為にも、何はともあれ分解整備です。


まずはスプールの取り外しから。
ハンドル側のマイナスのネジを緩めると、逆側のカバーが外れます。


プラスネジ2本を緩めて、DCユニットとスプールを取り外します。
DCユニットはスプールを外側に押し出すようにすると外しやすいようです。
スプールの取り外しがちょっと大変ですね。09モデルではここが改善されているようです。


(左画像)DCユニットです。
(右画像)スプール内側に磁石が組み込まれています。
その分スプールには結構な重みがあります。

続いてバラしていきます。

カバーオープンです。
汚れ少なくグリスの状態も良さそうです。


参考に、右画像は00モデルです。
DCユニットとスプール以外は00モデルとほぼ同じかと思われます。
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メインギア、ドラグ部を取り外します。


(左画像)メインギア軸を取り外しました。
(右画像)クラッチカム等の部品を取り外しました。

クラッチレバーを取り外しました。


左画像のEリングを取り外して、レベルワインド関係部品を取り外します。


DCユニットにベアリングが入っていましたので、取り外しました。

スプールの磁石のカバーを取り外してみました。磁石はこのように配置されています。

分解終了です。
これから各部品の洗浄と点検を行います。

部品洗浄、点検完了。異常なしです。






大事に使用されていた感があります。


(参考)左画像00モデル、右画像03DCモデル


(参考)左画像00モデル200番、右画像04モデル100番です。
ドラグワッシャーの形状が違います。番手の違い?年式の違い?。

ここまで組み立てました。


そして



完成です。
前回の00モデルに続き、今回の04DCモデルもなかなか状態の良いモノでした。
DCユニット以外の構造は00モデルとほぼ同じ物でしたが、何しろ私にとって初めてのDCブレーキだったことと、このモデルからDCブレーキの歴史が始まったということで、なかなかワクワクさせてもらいました。
早く投げたい!!
(次回は09-11DCモデルを整備予定です)