11 CALCUTTA CONQUEST 50DC




11カルカッタコンクエスト50DCです。
メルカリで購入しました。
「巻き感ゴリシャリ無し」「ベアリング交換済み」というモノです。
確かにゴリ・シャリ感はありませんが、ハンドルがかなり重い状態です。
その他、異常なし。
分解

パームサイドのカバーを取り外しました。
ドライバーの先が「マグネットカム」です。


DCユニットは「I-DC4」です。
3つのボルトを緩めて取り外します。


DCユニット裏側と、そこに入るスプール側の磁石です。

センサー部は綺麗に掃除しましょう。


それでは、ハンドル側からバラしていきます。


3本のネジを緩めて、ギアボックスのカバー「本体A組」を取り外します。
ドラグ音出し機構

この白いギアのような物は「ドラグ音出シラチェット」です。
このドラグ音出し機構は初めてなので、細かく見ていきます。
分解前の点検でドラグ音が鳴りませんでしたが、この構造だと、スプールを押さえてハンドルを回してもドラグ音は鳴りませんね。クラッチが入った状態でスプールが回転した時だけドラグ音が出る構造です。
(実際の整備ではドラグ音出シラチェットはドライブギアと一緒に抜けますので、この画像の様な状態にはならないかと思いますが、「ドラグ音出シラチェットバネ」が見えやすいようにドライブギアまで取り外しています。)


「ドラグ音出シラチェットバネ」を「ドラグ音出シピン」の穴から抜いてあげてから・・・

「ドラグ音出シラチェット」を抜き出します。


左画像は裏にした状態。
それを表にして分解したところが、右画像。


ドライブギア軸、クラッチ部品、取り外し。


「Eリング」と「ドラグ音出シピン」取り外し。


「ドラグ音出シバネ」「ドラグ音出シピンカラー」取り外し。
これでドラグ音出し機構部は分解完了です。
その他


二つのEリングを取り外して、
レベルワインド関連部品を取り外します。


クラッチレバー分解。
ドライブギア軸分解。

ほぼ分解完了です。


DCユニットのベアリングも交換するので、分解します。
部品洗浄、点検

部品の掃除中にやってしまいました・・・こんな事をしていてはダメですね。二度としない様気をつけます。
幸いAvailでカーボンクロスのモノが販売されていましたので、今回はそちらに交換したいと思います。

部品洗浄、点検完了です。








ベアリングは全て取り換えになります。
巻きの重さの原因はベアリングで間違いありません。なぜかすごく重いんです。
メルカリ出品者は一体どこの「ベアリングを交換済み」なのか?
・・・という様なことは考えないようにしています。
ハンドルノブのワッシャー⑦が間違った位置に取り付けられていました。

その他、ベアリング以外はかなりいい状態かと思います♡

これ全てダメです。
これだけの数を取り換えれば、良くなるのは確実!
完成が楽しみです。
組み立て、完成

明日下船となり、急いで組み立てています。(本職船乗りです)
組み立て時の写真はありません。
ただ、このレアなドラグ音出し機構については記録しておきたいと思います。

ここまで組んで・・・

こう入れる。


Availカーボンクロスドラグワッシャー到着。
取り換えました。





完成です。
すごくいい!生まれ変わった感があります。
ドラグ音出し機構のテストは、スプールに少しラインを巻いて行いました。異常なしです。
ドラグ音はかなり控えめですね。
レアな?ドラグ音出し機構が搭載されたリールでした。カルカッタコンクエストではこのモデルだけではないかと思います。
近く家族で釣り大会(管理釣り場)をする予定なので、その時にドラグ音を鳴り響かせたいと思います!
今回も楽しい整備でした。
ありがとう!11カルカッタコンクエスト50DC!






