97 Scorpion Metanium XT




97スコーピオンメタニウムXT。通称「銀メタ」です。
92「赤メタ」の後継機種となります。
メルカリで購入。
巻き感にザラつきがありますが大きな不具合は無さそうです。

ハンドルがカッコいいんです✨
ですがこのハンドルの変更により、赤メタにはあったドラグ操作時のクリック音を出すギミックが排除されています。ここは少し残念。
分解


ハンドル裏にビスがあります。
ハンドル自体がリテーナーの役割をしています。
赤メタの時に「外側にビスを見せない」という美へのこだわりを感じましたが、今回の銀メタでは更にハンドル固定ナットとリテーナーまでハンドルの下に隠してしまうという徹底ぶりです!

ハンドル、スタードラグ等、取り外しました。


こちら、2本のビスと、レベルワインドガイドを取り外して、

ハンドル側のカバーを取り外します。
内部構造は赤メタとほぼ同じかと思います。


小さな止め輪を外して、パームサイドのカバーを取り外します。

ドライブギア取り外しました。

ドライブギア軸、ピニオンギア、取り外しました。
ピニオンギアの形状が・・・長いですね。

ドライブギア軸下のベアリング取り外し。
なかなかの使用感です。

クラッチ関連部品取り外します。
先にバネをフリーな状態にしました。

こちら小さなワッシャーあります。ご注意ください。

クラッチカム等、取り外しました。

「クラッチカム間座」です。
バネが入るところです、飛ばさないようご注意ください。

クラッチレバー取り外しました。

現在こんな状態です。

ハンドル分解。本体部ベアリング取り外し。
これで分解完了です。
部品洗浄、各部点検


パーツリスト86番「ハンドル受ケ座金」がありません。
コレがないとドラグを緩めた状態の時にスタードラグがフラフラ遊んでしまいます。


ハンドルは先に整備しておきます。
調整シム追加しました。

その他、異常ありません。








使用感ありますが、悪くないかと思います。
組み立て

今回は、まず組み立てられるところは先に組み立てました。

今回は、リールメンテナンス専門店Selffishで使用されている「魔法のヴェール」を試してみようと思います。摩擦抵抗を激減させるそうですので、レベルワインドパイプとラインガイドの穴に塗布してみました。
※今回の「魔法のヴェール」使用箇所について、
私の判断で、良さそうだと思った箇所に塗布しています。Selffishでどう使用されているか把握しておりません。

クラッチレバーの側面、クラッチレバー受け、クラッチレバーガイド(クラッチレバー内に入るパイプ)にも「魔法のヴェール」を塗布しました。ツヤッツヤになりますね。


こちらの部品、上下の向きありますのでご注意ください。
クラッチレバー取り付けました。

クラッチ関連部品、取り付けました。


ドライブギア軸下のベアリングは後日取り換えます。
ドライブギア軸取り付けました。

ドライブギア、ドラグ部、取り付けました。


パームサイドのカバーを取り付けました。


ギアボックス側のカバーを被せておき、手で押さえておきます。
スプール側からベアリングを取り付けて、ベアリング押さえ板を取り付けます。このビスがカバーの固定ボルトになります。

ここもスルスル開け閉めしたいので、ネジ部に「魔法のヴェール」を塗布してみました。

ハンドルまで取り付け。


レベルワインドガイドにも「魔法のヴェール」。

本来ならここに「ハンドル受ケ座金」が入っています。
完成





仕上げに「魔法のヴェール」でリール全体(スプール、ハンドルノブ以外)をコーティング。(表面の保護・艶出し効果があり、汚れが付きにくくなるそうです。)
あと二つベアリングを取り換えなければなりませんが、一先ず完成です。
「ハンドル受ケ座金」が無くなっていますが、実釣に影響は無いかと思いますのでこれで良しとします。
「魔法のヴェール」は今後も整備に取り入れていきたいと思います。色々な使い方がありそう!
今回も楽しい整備でした。
ありがとう!銀メタ!
追記(ベアリング取り換え)

取り換えていなかったドライブギア軸下のベアリングと、ピニオンギアを支えるベアリングを取り換えました。
整備前にあったザラつきは無くなりました。
なかなかいい状態かと思います。
佐倉リールメルカリ店に出品することにします。
赤メタとの比較

赤メタと銀メタ、ピニオンギアとスプールの違いです。


赤メタはスプールにベアリングが装着されています。
銀メタはスプールにベアリングは装着されていません。
銀メタでは、ピニオンギアがベアリングで支持されており、スプール軸がピニオンギア内面に接触しない構造になっています。ここが一番の進化点かと思います。
参考記事
内部構造はほぼ同じです。
ご参考にこちらの記事もどうぞ






