ambassadeur Real2 Deal2




アンバサダー リアル2ディール2。通称「R2D2」です。
フットナンバー「060007」。頭の「06」で1996年が最初の製造年。真ん中の「00」でマイナーチェンジ0回。末尾の「07」で1997年製造の物。ということだそうです。
メルカリで購入。
外観は綺麗です。
特に悪いところは無さそうです。
このリールのデザイン好きです!ボディーにある製品名等がシールではなく印刷されているのがいい!この銅色っぽいラインガイドもいい!(「TITANIUM COATED LEVELWIND」との印字があります)
さぁ中身が楽しみです!


ブレーキブロックが2個ありません。

バラしていきます。


ベアリング押さえはステンレスワイヤーです。

オープンです。
!!っ、綺麗なんじゃないですか?!

メインギア、ドラグワッシャーなどかなりいい状態かと思います。


クラッチ部品も異常なし。


パーミングカップ側です。
こちらも異常なし。


こちらの銅板の押さえもステンレスワイヤーです。
バラします。

レベルワインダー分解。

スプールを分解していきます。


ベアリング押さえを取り外し、ベアリングを取り外します。

このギアが外れません。これを取り外さないとベアリングの状態が確認できません。
マイナスドライバーで軽くこじれば外れそうですが・・・無理はできません。
ひとまずココはこのまま。ベアリングには注油のみしておきます。
あとで調べてから分解します。

全バラではありませんが、今回はここまで。
スプールのベアリング取り外し点検は後日にします。

部品洗浄・点検完了しました。


ギア、いい状態かと思います。

フットにサビが出ています。
残念なところはここだけかと思います。


キャスコンの調整ツマミにゴムがありません。
本来は右画像のゴムが付いているものと思います。
ここも少し残念。


その他異常なし。使用感少なく綺麗な状態です。


組み立てていきます。

この白い部品は取り外さずに注油だけとしました。

クラッチ部品に硬めのグリス(この画像のグリス)を使用したところ、操作感がモッサリした感じになってしまったので、柔らかいグリスでやり直しました。
スピニングリールのベールの操作感と同じく、クラッチの操作感は大事ですね。

ドライブシャフト、メインギア、ドラグ部、組み込みます。

フタを取り付けます。

あとは合体させるだけ。







完成です。
カッコいいですねー!
やっぱりこの印刷がいいですね!デザイン的にもカッコいいし、シールのように剥がれてこないので、機能的にも断然いいと思います。
初めから不具合の無い状態でしたが、オイル・グリスアップしていますので、当たり前ですが操作感は良くなっています。
また私のお気に入りリールが増えました。
よろしくね!R2D2!
後日、スプールベアリング点検結果を追記します。