Heddon 282

佐倉リール

ヘドン282です。

1960年代後半から1970年代頃に製造されていたモノのようです。
オリムピックの「エメラルド350」のOEM製品だそうです。
Made in Japan のアメリカリールということですね。

「おそらく未使用」というモノ。ヤフオクで購入しました。

外観は本当にキレイ✨で、リーリングした感じも異常ありません。
ドラグが効きません。ドラグを緩めてもスプールが回らない状態です。
ラインローラーが回りません。

さて、中身はどうでしょうか!?

分解

スプールを取り外しました。

マイナスネジを緩めて、ハンドルを取り外します。

3本のビスを緩めて、フタを取り外します。

面白いオシレート機構です!
カッコいいー✨
グリスは当然ベタベタです。

ベアリング、カムリング(という部品名です)を取り外します。

メインギア、リールシャフト(という部品名です)を取り外します。

ローターを取り外します。

このローターですが、
パーツリストで「Flyer」と表記されています。
興味深い…

ピニオンギアを取り外します。

ベアリングの抜け止めに「スナップリング」が使われています。

(スナップリングプライヤーがなかったので購入しました✨)
スナップリングを抜き取ります。

スプールの整備など

スプールにも「スナップリング」が使われていました。
こちらも分解。
ドラグワッシャーが古いグリスで固着していました。
ドラグワッシャー掃除・グリスアップ、組み立てまで。
スプールは完成!

この2つのベアリング、状態あまり良くないのですが、同じサイズのモノが見つかりませんでした。
今回は洗浄・グリスアップのみとします。

各部品の点検など

ギア、いい状態かと思います。

こちらも問題なし。

ベアリング洗浄・グリスアップ。

グリスアップ。
ローター(Flyer)を整備するので、一旦フタしておきます。

ローターの整備

ローター(Flyer)を分解していきます。

このナット!かわいいですね♡
黄色の部分がネジのカバーになっています!

…っかわいいっ♡

ラインローラーは古いグリスによって軽い固着状態だったようです。

分解完了。

部品洗浄完了。
異常ありません。

バネは全然ヘタっていません!

当時からすれば、グリスもかなりの進化を遂げていると思われます。
現代のグリスを使用するだけで、当時の性能を超えていくはずです。

ローター整備完了。
ラインローラーもバッチリです。

組み上げ、完成まで

組み上げていきます。

こちらのベアリングも、洗浄・グリスアップ。

あとは、フタをして・・・

完成です!
カッコいいー!ドラグもいい!
50年前のリールがバッチリ使える状態になっています。
・・・家宝にします。

楽しい整備でした。
ありがとう!Heddon 282!

ABOUT ME
佐倉リール
佐倉リール
趣味でリールの分解・整備をしています。本職は船乗り(機関士)です。船でもリールでも整備は「確実に・丁寧に」をモットーにしています。 リールメンテナンス専門店Selffishの「リールオーバーホールマスタープログラム」を受講し、リール整備の基本を学びました。現在、本職の休暇中にはSelffishのメカニック見習いとして修行中です。 このブログでは、ご自身でリールメンテナンスに挑戦される方の参考になるような情報を発信していきたいと考えています。 また、整備を終えたリールの一部は「佐倉リールメルカリ店」にて出品しています。このリール達がまた新たなオーナーの元で活躍してくれたら嬉しく思います。 2026年2月より、ココナラでリールオーバーホールサービスを出品しています。ご縁がありましたら、よろしくお願いします。 パソコンに不慣れな為、リールの整備以上にこのブログ作成に手こずっております。
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