17 TWIN POWER XD 4000XG


佐倉リール二人目のお客様です。
17ツインパワーXD 4000XGです。
12アンタレスと一緒に2台お預かりしました。
今回はお客様にモニターとなっていただき、整備の過程をSNS等で発信させていただきました。
本ブログでも今回の整備内容を紹介させていただきます。
巻きにザラつきがあります。
お客様より「ベールアームのガタつきが気になる」とのこと。
ハンドルノブにガタ付きがあります。
その他、異常なし。
分解

スプールとローターを取り外しました。


「ローターカラー」とその下の「ローラークラッチカバー板」にサビがあります。


「ローラークラッチ」、「ベアリング押サエ板」取り外し。
「ピニオンギア」取り外し。


「ボディーガード」取り外し。


「フリクションリングスペーサー」を取り外すと、ボディーフタの固定ボルトが見えます。


ここに、薄い樹脂のスペーサーがあります。
パーツリストには載ってないようです。
「フタ」を取り外しました。

こちら「フタフランジシール」というゴムのパッキンがあります。


「ドライブギア」取り外し。


その他、ボディー内部品取り外し。


「ウォームシャフトブッシュ(前)」が残っていましたので、取り外しました。


ベアリング内側にハマっている物は、本来ドライブギアにくっ付いている部品です。
これも巻き心地に大きく影響していたと思われます。
ハンドルノブ分解。調整ワッシャーは本来上側のようです。
付け根側に入っていたので調整ワッシャーが効いていなかったかもしれません。

分解完了です。

ドライブギアに強い当たりがついています。


所々サビが見られます。
摺動子の固定ボルトが緩んでいました。
ここは緩んでいることが多いので定期的に点検したいところです。

本体部、部品洗浄・点検完了です。
⭕️は不良ベアリングです。


ローラークラッチカバー板には、撥水加工が施されていたようですが、今回はサビの除去を優先して撥水加工を一部剥がしています。




その他、異常なし。
本体部組み立て


摺動子整備。


組み立てていきます。

ボディー内部部品組み込み。


こちらのゴムパッキンと樹脂スペーサーを忘れずに。


ボディーガード、フリクションリング、ベアリング押さえ板等、取り付け。

「内ゲリ当タリ」の固定ボルトの頭が錆びています。
こちらは部品手配して交換します。

ピニオンギアに付いている、ローター側のベアリングも異音が出ていたので、お客様に確認の上交換しました。
これで、ボディー内のベアリングは全て取り換えた形になります。
ローターの整備

ラインローラーには特殊撥水グリス「DG18」。


部品洗浄前


部品洗浄後


アーム側にもDG18を塗布しておきます。
完成です。
ベールの操作感しっとり♡
ベールアームのガタつきについては、後日Selffishで見てもらおうと思います。
スプールの整備


分解、洗浄、グリスアップ、組み立て。
異常なし。
完成です。
手直し(ギア取り換え、ベール整形)

ひとまず完成しましたが、ザラつきが残っています。
ドライブギアに強い当たりが付いていましたので、このザラつきはギアノイズと判断し、お客様に確認の上ギアを交換することになりました。
(後日Selffishでも確認しており、ザラつきの原因はギアで間違いないようです。)


「ドライブギア組」「ピニオンギア」到着。


ギア取り替えの際、0.03mmの調整ワッシャーを2枚抜き取り。


ベールアームのガタつきについて、Selffish代表の鈴木さんに見ていただいたところ、「今の所、それほど気にするような状態ではない」とのことでした。「ベールを整形することで改善できる」とのことでしたので、やってみました。


「内ゲリ当タリ」の固定ボルト新替え。
ラインローラーベアリング、再度グリスアップ。


合体して完成です。
流石にギアを交換しただけあって巻き心地は、整備前とは全くの別物になりました✨
ベールアームのガタつきについては、整形前と大きな変化は無い状態です。ただ、セルフィッシュでも確認しており、現状では特に問題ないレベルとの判断です。
カタカタしていたハンドルノブは、調整ワッシャーの位置が間違っていただけでした。
調整ワッシャーをパーツリストにある通りの場所に入れたら、カタつきはなくなりました。
いい状態にできたと思います。
この度はありがとうございました!
ぜひ次回の整備も佐倉リールで!よろしくお願いいたします!
良い魚が釣れますように!!






