小型ベイトリール

MILLIONAIRE ST-15AC

佐倉リール

ミリオネア ST-15AC です。
メルカリで購入。
1987年頃のモデルです。約40年前です!
巻き心地は「スカスカ」という感じ。
状態は悪くなさそうです。

分解

先ずは3分割。
ブレーキシューが一つ無くなっています。

パームサイドのカバーを取り外しました。このカバーはレベルワインド関連部品の「押さえ(抜け止め)」の役割も兼ねています。

レベルワインド関連部品も取り外しました。

ギアボックス側をバラしていきます。
前回整備のマグサーボと同じく「CARBON BEARINGS」です。コレは今回もボールベアリングに取り換えます。

カバーオープンです。

グリスがベッタベタで飴のような状態になっています。

メインギア、ドラグ部、ピニオンギア、取り外し。

ファントムSM-15もそうでしたが、このカッチカチのドラグワッシャーは取り外せたことがありません。
こういうモノなのか、経年劣化でこうなってしまったのか?調べてみます。

バネ取り外し。

「CARBON BEARINGS」です。今回はコレをボールベアリングに交換します。

分解完了。

部品洗浄、各部点検

部品洗浄完了、各部点検異常無し!です。

なかなか良い状態かと思います。

組み立て

「CARBON BERINGS」をボールベアリングに取り換えました。

レベルワインダーと、その押さえとなるパームサイドのカバーを取り付け。

ギアボックス側、バネ取り付け。

ピニオンギア、メインギア、ウォームシャフト用ギア、取り付け。
外れないドラグワッシャーはグリスアップのみしておきます。

逆転ストッパーのON・OFFスライドスイッチはこの位置になるように取り付けます。
スライドスイッチをカバーにハメてから、バネがピンの上に乗るように取り付けます。

ハンドルまで取り付け。
あとは合体させれば・・・

完成です。
整備前とは全くの別物になっています!
前回整備のマグサーボと同様、ベタベタグリスの除去とベアリングの交換でまさに生まれ変わった様です!
整備前にあった「スカスカ」な感じは「CARBON BEARINGS」から来るものかと思います。
あのカッチカチなドラグワッシャーについては調べてみます。答えが出たらこの記事に追記しておきます。

今回も楽しい整備でした。
ありがとう!ミリオネアST-15AC!


状態の良いリールです。「佐倉リール メルカリ店」に出品することにしました。
新たなオーナーの元で再び活躍してくれることを願っています。

関連記事

参考にこちらの記事もどうぞ

追記 : ドラグワッシャーについて

メインギアに張り付いているカチカチに硬いドラグワッシャーについて、Selffish代表の鈴木さんに教えてもらいました。元々こういうモノで、同じ年代のアブにも使われていたそうです。

ABOUT ME
佐倉リール
佐倉リール
趣味でリールの分解・整備をしています。本職は船乗り(機関士)です。 船でもリールでも、「確実に・丁寧に」をモットーに整備を行っています。 リールメンテナンス専門店Selffishの「リールオーバーホールマスタープログラム」を受講し、リール整備の基礎を学びました。現在は本職の休暇中に、Selffishのメカニック見習いとして修行しています。 このブログが、ご自身でリールメンテナンスをされる方の参考になれば幸いです。 整備を終えたリールの一部は「佐倉リール メルカリ店」にて出品しています。このリール達がまた新たなオーナーのもとで活躍してくれたら嬉しく思います。 また、2026年2月よりリールオーバーホールサービスを開始しました。ご縁がありましたら、よろしくお願いいたします。
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